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顎ニキビを悪化させないメイク落としと洗顔の方法とは!?

「私の顎からニキビがなくなる事って、もしかしてこの先一生無いんじゃ…」顎ニキビって、それ位しつこくてやっかいな存在ですよね。

だから、対策を求めて必死で検索するけど、結局はまたココ(←顎)にアイツがいる…顎ニキビって、何をどこから手を付けていいのかわからない。だから何も続かない。結局、今日もシブシブ顎ニキビとの共存生活を続けている…

今この情報を目にしているあなたは、きっとこんな状況なのではないでしょうか?そんなあなたの日常が今よりもっとステキになるように少しでも貢献したい!だからこそ、これを送ります!

ズバリ、顎ニキビだってただのニキビ!今から本気の対策を続ければ必ず良くなる!あなたのメイク落とし&洗顔の「方法」を見直すだけで随分よくなりますよ!

注:この先は以下のようなシチュエーションを想定しております。「午後20時位。仕事から帰宅した後。夕食は終わったが、メイクはまだしたままで、シャワーもまだ。とりあえず一通りのスキンケア用品はそろっている。顎にニキビが1つある…」

では早速、下記をぶっ通しで読んでください。実行はその後で。

実行1.顎ニキビに効くメイク落とし&洗顔術

では早速始めましょう。まずはいつものアイテムを使ってメイクを落とし、洗顔をしていきます。

一日中外気にさらされたあなたのお顔の肌に今のっかっているモノは、「汗・皮脂・ほこり」です。これらと混ざり合ったファンデーションもアイメイクも、既に役割を全うし終え、今や「汚れ」と化しています。いやそれ以上に、酸化した皮脂と混ざり合って、肌にとって好ましくない刺激になっています。

きれいさっぱり、落としましょう。

と、その前に!メイク落としも洗顔も「お風呂派」の皆さま。「シャンプーの前?後?」という命題をまず解決しなければいけません。ここでの正解は、「髪⇒体⇒顔」の順とします。髪を洗う時は、顔に水がかからないようにします。シャワーを背にして、顔を上に向ける形です。余談ですが、この方法は髪にもいいらしいです。キューティクルにそって水を流すのでツヤツヤになるとか。

では改めて、メイク落としのポイントと手順を紹介します。

メイク落としのポイント

・1分を目安にすばやく終わらせる。
・手や指で肌を直接こすらない。
・ニキビのできている部分にはできる限り触れない。

メイク落としの手順

1.クレンジング剤に書いてある使い方を読む。
2.手をきれいに洗う。雑菌などが顔につかないようにするため。
3.クレンジング剤を適量手にとる。
4.顔にのせる。順番は「頬→おデコ→鼻&小鼻→アゴ→口元→目元」。
5.汚れとなじませる。指の腹を使ってすばやく優しく。肌の上でクレンジング剤を転がす感じ。
6.ぬるま湯で洗い流す。両手でパシャパシャと顔にかける。ゴシゴシしない事。

メイクを落とし終わったら、すぐに洗顔をはじめます。ぬるま湯では落としきれなかったクレンジング剤を確実にすばやく洗い流します。

洗顔のポイント

・洗顔料をしっかりと泡立てる。汚れを吸着するのは「泡」です。
・決して肌を直接こすらず、すばやく終わらせる。
・洗顔は1日2回。朝と夜のみで十分。
・ニキビのできている部分にはできる限り触れない。

洗顔の手順

1.洗顔料に書いてある使い方を読む。
2.清潔な手か泡立てネットで洗顔料をしっかりと泡立てる。
3.泡を顔にのせる。順番はメイク落としと同じ。
4.汚れとなじませる。泡のクッションを肌の上でクルクルと転がす感じ。
5.ぬるま湯で洗い流す。両手でパシャパシャと顔にかける。ゴシゴシしない事。

メイク落とし&洗顔は以上です。両方とも「すばやく・優しく・ぬるま湯で」やっています。実はこれが最大のポイントでもあるのですが、なぜでしょう?それは、「必要な皮脂」を肌から奪ってしまわないためです。

メイク落とし&洗顔という行為の目的は、顔の肌に付着している「汚れと化したメイク」や「余分な皮脂」を取り除く事です。なぜ取り除くかと言えば、「余分な皮脂」は放置しておくと酸化して肌に好ましくない刺激となるからです。なので、「余分な皮脂」は取り除くのは肌を守る事になります。

しかし、「余分でない皮脂=必要な皮脂」まで取り除いてしまうと、今度は逆に肌を痛めつける事になってしまいます。それは「必要な皮脂」が肌のバリア機能を果たしているからです。適度な皮脂は皮脂膜として肌の表面を覆い水分が肌から蒸発するを防いでいます。

この皮脂を必要以上に排除してしまうと、水分の蒸発が進み肌が乾燥してしまいます。乾燥すると肌の表面は固くなります。同時に私たちの体は皮脂不足を補うために通常以上の皮脂を分泌し始めます。

肌の表面が固くなっている所に皮脂が過剰に分泌される。毛穴の中で分泌された皮脂は、固い肌の中で出口を失い毛穴の中に溜まっていきます。実は、この状況がまさに「ニキビ」なのです。

密閉された毛穴の中では、肌の常在菌であるアクネ菌が異常繁殖します。こうして毛穴の中で炎症や化膿がおこっていくのです。メイク落とし&洗顔を行った後の肌は「必要な皮脂」まで取り除かれている可能性が高いです。その割合を軽くするために「すばやく・優しく・ぬるく」行うのです。

髪から先に洗うのも同じ理由です。「顔⇒髪」の順だとシャンプーが顔についているのでもう一度顔を洗う事になります。これはやり過ぎです。逆に「髪⇒体⇒顔」だと、湿度にさらされ毛穴の開いた状態の肌を洗うので、より確実にすばやく済ませる助けにもなると言う訳です。

実行2.顎ニキビに効く保湿術

「必要な皮脂」も取り除かれている肌には、水分(ローション)と油分(乳液orクリーム)を補う必要があります。それが保湿という作業です。

保湿のポイント

・清潔な手のひらを使う。
・手のひらや指の面を使って優しくじっくりと押し当てる。バシバシ&ゴシゴシは厳禁。

保湿の手順

1.洗顔後の水分は、清潔なタオルかティッシュでしっかりと取り除く。
2.ローションを適量手に出し両手で少し温める。
3.手の中でのばし、「目元→口元→頬→アゴ→おデコ」の順につける。
4.両手で顔を包み、じっくりと優しく押し当てて10~15秒ほどキープ。
5.乾燥が気になる部分にはさらにローションをつける。
6.両手で顔を包む。肌がしっとりひんやりすれば、十分に浸透したサイン。
7.次は、乳液orクリームを適量手にとり、ローション同じ要領で浸透させる。

一連の流れを頭に叩き込んだら、さっそくお風呂に行って実行して来てください!今まで「ゴシゴシ」洗顔していた方は物足りないかもしれません。逆に「なんか良さそうな気がする!」という方もいると思います。

あなたの肌に合った加減を見つけるには、肌の感覚に敏感になる事です。肌の感覚に集中してみてください。ヒリヒリ、軽さ、重さなど、肌が出しているサインをしっかりと感じ取ってみて下さい。少なくとも、保湿をしてもヒリヒリ・痒いなど感じる場合は、必要な皮脂を過剰に取り除いてしまっている可能性大なので、もうちょっとメイク落とし&洗顔の手を緩めてみてください。

これらを実行するだけでも、顎ニキビがグッと良くなりますよ。そして何よりも続ける事です!それが一番大切。しかし、それが一番むずかしい。なので次は、こんなことをお勧めします(番外編)。

実行3. 顎ニキビを皮膚科で治す!の術

そうです、他人を巻き込みましょう(笑)しかも肌のプロを。ここまで実行してきた事では、残念ながら今あなたの顎に陣取っているニキビに直接働きかける事はできません。どちらかというと、新たなニキビを発生させないための土台づくりです(とても大切な第一歩ではありますが)。

その顎ニキビがさらに悪化して爪痕を残していく事がないようにするには、皮膚科に通って適切な薬を処方してもらい医師の指導の下に治療を進めるのが、一番の近道なのです。恐らく1回では終わらないでしょう。一定期間、通院する事になるのがほとんどです。それが逆にいいんです!

習慣という最強の武器

あなたは明日の朝も今日学んだ正しい洗顔を実行しているでしょう。きっと明後日も。

では来週の今日はどうでしょう?ちゃんと続けていますか?従来のゴシゴシ洗顔に戻っている可能性はないですか?それ以前に、そのことにすら気づいていない可能性は!?

ちょっと話がそれますが、「続けられない」という現象は、脳の性質に深く関わっています。あなたの性格とは関係がありません。脳の目的はズバリ「生存」です。なので、現状が生命にとっての危機でない限り、脳はその状態を維持する方向に働きます。脳にとってはそれが自然なのです。

となると、数日後のあなたが従来通りのゴシゴシ洗顔をしていても、それはむしろ自然な事なのです。ですが、顎ニキビで悩む私たちは脳の自然に逆らう必要があるのです。その方法は「意志の力」です。

今あなたが抱いている「絶対に顎ニキビを治す!」という強い気持ち。これを、今と変わらぬ新鮮さと強さを保って思い続けていく。これが非常にむずかしい!そこで登場するのが「医師の力」!要するに、他者によって成果が評価される状況をスケジュールに組み込んでしまうのです。

明日の初診で、あなたは顎ニキビについて皮膚科の先生に相談をします。(ぜひ色々と相談してみてください!)先生は親身になって、色々と質問をする中で解決策を探っていきます。そして「では、一度〇〇を試してみて、△△日後にまた来て下さい。」となります。

あなたの顎ニキビが良くなるか否かは、初診から次の予約の日までのあなたの行動にかかっているのです。そして、その期間の行動の成果は、プロの目によって評価されるのです。これはある種の危機感を加える事になり、新しい事を続けやすくなります。

ちょっと大げさに聞こえたかもしれませんが、やはり「続かない」人にとっては皮膚科に行くのが一番手っ取り早い。しっかりとリサーチし長く付き合える皮膚科を見つけましょう!

ただし、大切なことですが、皮膚科での診察は対症療法にすぎない場合もあります。従って、顎ニキビ体質まで治せる訳ではないこともあるので、やはり「顎ニキビがそもそも出来ない体質」にするには、メイク落としや洗顔を始めとした日常のスキンケアや生活習慣を正すことが大切です。

あ、今日は早く寝てくださいね!睡眠不足という生活習慣もニキビの原因になりますから。その辺りも解説したいですが、やめておきます。良い睡眠の方が大切ですから。

それでは、いい夢を。

まとめ

(1)顎ニキビのメイク落としと洗顔は、「素早く、優しく、ぬるま湯で」行うことが鉄則。でないと本来必要な皮脂を過剰に取り除いてしまい、余計に顎ニキビを悪化させることにつながる

(2)洗顔の後は、必ず保湿をすること。保湿をしても肌がヒリヒリしたり痒い場合は、メイク落とし&洗顔で過剰に皮脂を取り除きすぎている可能性があるので、自分の肌状態をよく観察すること。メイク落とし&洗顔を緩めるだけで、ぐっとニキビが良くなることもある

(3)そして、一番手っ取り早いのは、「皮膚科に相談すること。」セルフケアだと続かないのであれば、ためらわずに他人(医師)の力を借りることもありです。でも皮膚科は対症療法にすぎないことも。本当にニキビ体質を治したいのであれば、やはりメイク落としや洗顔を始めとする日常のスキンケアや、生活習慣を見直すことが大切

如何でしたか?顎ニキビって、メイク落としや洗顔というスキンケアの「基礎」を正すだけでグッとよくなる可能性があります。「素早く、優しく、ぬるま湯で」、物足りない!と思う程度にとどめたほうが、実は正しいスキンケアだったりします。顎ニキビ=顎の乾燥=洗いすぎ。ぜひ見直してみてくださいね。

そしてそれでもダメなら、ためらわずに皮膚科を受診することもありです。とにかく心掛けてほしいのは、スキンケアにしろ皮膚科に通うことにしろ、対策を「続ける」ことです。続けることこそが顎ニキビ改善の第一歩。どうかあなたの顎ニキビが早くよくなりますように。

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