背中ニキビ保健室!

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背中ニキビにオロナインが効くって本当!? メーカーに直接聞いて、本当に効くのか分析してみました!

背中ニキビ オロナイン

昔からの家庭でのニキビ治療といえば、「オロナイン」が思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。

私は中学生の頃は顔中ニキビだらけでしたが、母から渡されたのはオロナイン。正直、当時の記憶があまりないのでうろ覚えですが、割と長期間に渡って使っていた覚えがあり、その時は結構症状が軽くなったことを覚えています。

オロナインは、昔から今に至るまで愛され続けている大ヒット商品。家庭の肌トラブルといえば、やっぱりこれ!が思い浮かぶと思います。

では、、、背中ニキビの場合はどうでしょうか。このオロナイン軟膏は、果たして大人の女性の背中ニキビに効くのでしょうか?!改めて検証してみたいと思います!

まずはオロナインとはこうゆうものです

オロナインといえばこのパッケージ。誰もがみたことあると思います。

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持ち運びに便利なチューブ型もあります

説明書はこんな感じです

説明書 表

説明書 表

説明書 裏

説明書 裏

【効能】

一番最初に「にきび」と書いてあります。その他はやけど、しもやけ、水虫など

【成分】

・クロルヘキシジンクグルコン酸塩を配合した親水性軟膏(1g中に20%の濃度のものを10mg含有)

クロル・・???初めて効く名前ですが、一体何なのでしょうか?追って調べていきたいと思います。

背中ニキビに効くのか?メーカーに聞いてみました

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背中ニキビにもちゃんとオロナインは効くのでしょうか?まずはメーカーに直撃してみます。

早速電話で大塚製薬のお客様相談窓口に問い合わせます。こんなざっくりとした質問にも答えてくれるのかな・・ドキドキ心配でしたが、まずは音声案内が始まりました。

大塚製薬さんは取扱い商品が多いためか、どうやら商品ごとに番号を選択するアナウンスがありました。因みにオロナインについての問い合わせはは「3」でした。

そして担当者につながります。

「はい、お客様相談窓口で御座います」というとても優しい女性の声が聞こえてきて、少しホッとしました。

「少しオロナインの効果のところでお聞きしたいことがあるのですが・・」と思い切って聞いてみました。私が実際した質問は下記の通り。

・ニキビには本当に効くのですか?
・どんな成分がなぜ、ニキビに効くのですか?
・肌は乾燥しないですか?
・ニキビの予防はできますか?
・いつ使えばいいのでしょうか?

ご担当者からいただいた回答をまとめると、下記になります。

ニキビには本当に効くのですか?

(回答)
はい、ニキビにとても有効な商品になります。背中ニキビにもお使い頂けます。ただ、広範囲に炎症をおこしているものなどであれば皮膚科の受診をおススメします。

どんな成分がなぜ、ニキビに効くのですか?

(回答)
主成分であるクロルヘキシジングルコン酸塩がニキビの原因であるアクネ菌に対して殺菌・消毒作用として働き、ニキビを改善します

肌は乾燥しないですか?

(回答)
肌が乾燥するようなことはありません

ニキビの予防はできますか?

(回答)
予防はできません。あくまでも、ニキビの症状に対して塗るものです

いつ使えばいいのでしょうか?

(回答)
基本的に決まりはありません。

****

ご担当者の方にとても親切に教えて頂きました!どうやらちゃんと背中ニキビにも効果があるそうです。

主成分であるクロルヘキシジンググルコン酸塩は、担当の方が言っていた通りで(説明書にも少し記載ありますが)、殺菌作用のあるものらしいです。アクネ菌を殺菌することで、ニキビを治すということです。

確かに背中ニキビをはじめとするニキビは、過剰に繁殖したアクネ菌が原因で酷くなってしまうので、殺菌することでアクネ菌がおさえられ、ニキビが治っていくというのは納得できますね。

でも、ここで私は疑問がわいてきました。背中ニキビにも効くとのことでしたが、「どんなニキビでも」効くのでしょうか。

ニキビには「白ニキビ」や「黒ニキビ」などの種類もありますし、また、皮脂の多いのが特徴の「思春期ニキビ」や、乾燥肌でもなってしまう「大人ニキビ」、そして私達の悩める「背中ニキビ」などなど・・ニキビといえども種類はたくさんあるわけで、本当に全てのニキビに効くのでしょうか?

また、オロナインの主成分だけがニキビに効くの?そのほかの添加物の作用は?などなどたくさん疑問に思うことが出てきました。

というわけで、お客様相談室にさらに詳しく聞いたり、独自に調べたことを纏めていきます!

オロナインの成分を徹底解剖

背中ニキビ オロナイン

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まず、この主成分であるクロルヘキシジングルコン酸塩というのは、説明書の成分欄にも書かれていますが「親水性」、つまり水溶性のもので、手肌にはとても低刺激な殺菌消毒薬です。水に溶けやすいものなので、こうやって軟膏として存在することが出来ます。

このクロル~酸塩は主に病院やクリニックなどの消毒薬として使用されており、副作用なども滅多にでないものであることから、安全なものとして認識されています。

次に添加物に目を向けてみます。大まかな効能別に、3つの種類に分けることができます。

①乳化作用(油と水分を混ぜる)などでテクスチャー(使用感、肌触り)をよくする成分
②毛穴を引き締める成分
③乾燥肌を守る成分

① 乳化作用(油と水分を混ぜる)などでテクスチャー(使用感、肌触り)をよくする成分

・自己乳化型ステアリン酸グリセリル
・ステアリルアルコール
・ラウロマクロゴール
・ポリソルベート
・サラシミツロウ

② 毛穴を引き締める成分

・硫酸AI/K

③ 乾燥肌を守る成分

・グリセリン
・オリブ油
・ワセリン

※あと、香料と精製水があります

上記の3つのカテゴリーに分けた成分を、さらに詳しくみていきます。

 

① 乳化作用(油と水分を混ぜる)などでテクスチャー(使用感、肌触り)をよくする成分

・自己乳化型ステアリン酸グリセリル

これは天然由来の非イオン系の合成界面活性剤です。オロナインにさらっとした肌なじみやすさや、浸透作用、うるおいをもたらしてくれます。

合成界面活性剤ということで、肌が敏感な方は一瞬ためらうかもしれませんが、合成とはいえ配合される量はほんの微量で、皮膚への負担はほぼありません。 また、古くから使われており、食べ物にも使われているそうです。

・ステアリルアルコール

こちらは字の如くアルコールです。こちらもオロナインの質感をよくするもので、オロナインのベタつきをなくしたり、さらっと感触をよくします。気になる肌への刺激は、比較的低刺激のようですが、一部アレルギー反応を起こす人もいるようです。

・ラウロマクロゴール

非イオン系合成界面活性剤。こちらも肌に潤いをもたらしてくれますが、割と強い浸透力、乳化力があります。洗浄力が強いことからシャンプーなど洗浄剤にも使われることがあるそうです。

・ポリソルベート

非イオン系の合成界面活性剤。こちらは自己乳化型ステアリン酸グリセリルと並んで、合成とはいえ配合される量は微量で、肌への影響はほぼないものです。

・サラシミツロウ

保湿制にすぐれ、界面活性剤同様に乳化作用があります。オロナインを「固め」るテクスチャーに使われています

② 毛穴を引き締めるもの

・硫酸AI/K

焼ミョウバンのことです。収斂作用があるので、毛穴を引き締めたり抗菌効果をもたらします

③ 乾燥肌を守るもの

・グリセリン

保湿性を高めるもの。アレルギー性も弱く、使用感は「しっとり」。

・オリブ油

オリーブオイルのことで、抗酸化力に優れ、肌なじみがよく柔軟作用をもたらします。

・ワセリン

石油由来の炭化水素油。水分蒸発を防ぎ、乾燥肌を守ります。

以上がオロナインの成分になりますが、ザッみて界面活性剤が多いのが気になりますが、毒性としては弱いものが採用されており、肌には低刺激かつ安全であることが分かります。

また、殺菌ばかりしていると逆に肌の乾燥を招くことがありますが、この点もグリセリン・オリーブオイル・ワセリンを加えることでしっかりと皮膚を保護し、乾燥から守ってくれるのが分かります。

背中ニキビが出来てしまう時は肌が敏感になっている事が多いので、以上からオロナインは決して肌に悪影響な物質を使っておらず、割と安心して使えるものでは、と思います。

長くなりましたが、本題に入ります。

オロナインの成分って本当に背中ニキビに効くの?

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成分を改めて細かくみることで、どうやらニキビに効く成分はやはり主成分であるクロルヘキシジングルコン酸塩がかなり有効ということが分かりました。

再度言いますが、これは「殺菌」をすることによってニキビの原因であるアクネ菌を沈静化し、ニキビを治すものです。それを踏まえると、アクネ菌が異常繁殖したニキビにだけ効く、ということになります。

アクネ菌は常在菌ですので誰の肌にも少なからずいて、異常繁殖しない限りはニキビとなりません。なので、アクネ菌が異常繁殖していない
ニキビに対してオロナインを塗ってしまうと、本来あるべき量のアクネ菌までもを無くしてしまい、肌トラブルの元となってしまいます。

また、オリーブオイル・ワセリンなどの油分は皮膚を覆って毛穴を詰まりやすくするものですので、場合によってはニキビを悪化させかねません。

以上から、背中ニキビに使っていいニキビの状態は、下記の場合のみという事がわかります。

赤ニキビ(ただし、広範囲に酷い場合はNG)

背中ニキビ

赤ニキビとは、アクネ菌の異常繁殖によって炎症をおこしている状態です。赤くプクっとしており、痛みを伴うことが多いです。この状態であれば、肌を傷つけることなくオロナインの殺菌効果が効き目をあらわしていきます。

塗り方は、ピンポイントに少量だけ手または清潔なガーゼで塗ります。

!注意!

オロナインは決して「予防」するものではないので、「ニキビの部分だけピンポイントに塗る」、「ニキビが治ったら絶対に塗らない」ことを心がけてください。

治ったところに殺菌を続けていては、本来あるべき(肌を守るべき)アクネ菌まで滅菌してしまいます

その他の背中ニキビの状態の時はどうしたらいい!?

白ニキビ・黒ニキビ

背中ニキビ 白ニキビ

背中ニキビ 黒ニキビ

背中ニキビの初期段階である白ニキビ・黒ニキビは、毛穴に皮脂や老廃物が詰まっただけの状態で、アクネ菌はまだこの段階では異常繁殖していません。

よってこの初期段階のニキビにはオロナインは不要です。白ニキビ・黒ニキビは毛穴を綺麗することで治せるので、オロナインを塗ってしまうと油分を詰まらせ、余計に悪化させてしまいます。

黄ニキビ

背中ニキビ 黄ニキビ

黄ニキビとは、赤ニキビでの炎症が沈静化し、化膿したニキビのことをいいます。すでに炎症は沈静化していますので、アクネ菌も沈静化しておりオロナインを塗る必要はありません。

ニキビ跡

背中ニキビ ニキビ跡

既に跡になってしまった背中ニキビにはオロナインは効きません。

思春期ニキビや大人ニキビには?

思春期ニキビ

皮脂の過剰分泌が特徴の思春期ニキビは、オロナインが割と有効になります。皮脂が多ければ多いほどアクネ菌の動きは活発になるので、殺菌することで異常繁殖を抑えられます。

ただし、塗りすぎは注意です。

大人ニキビ

顎などに出来る大人ニキビは背中ニキビ同様、赤ニキビの状態のときに使ってください。

でも、オロナインは背中ニキビの根本解決にならない!

アクネ菌はさきほども言いましたが、常に肌に存在する常在菌です。通常に菌が働いているのであれば、本来は肌を守ってくれます。

いくら、オロナインで今できたニキビを治すことができても、実はそれは根本解決ではなく対処療法で、もっと目を向けるべきは「アクネ菌の異常繁殖を招くような肌環境」を根本的に改善することです。

殺菌することは即効性は確かに高いですが、ずっと使い続けるのは不向きです。殺菌に頼ると、またすぐに背中ニキビができてしまうので延々と負のスパイラルに陥ってしまいがちです。

【結論】背中ニキビにオロナインは使ってもいい?

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以上を踏まえ、背中ニキビにオロナインはなるべく使わないほうがいい!というのが結論になります。

確かに効くニキビもあります。

それは赤ニキビで炎症があるときには、あくまでも対処療法としてその場しのぎで沈静化しますが、上述のように殺菌に頼った解決方法では
またすぐに新しいニキビが出来てきてしまうからです。

また、赤ニキビ以外では逆にニキビを悪化させる危険性もあるので、自分の背中ニキビがどのニキビの種類に分類されるのかハッキリ分からなかったら、余計に使用を控えたほうがいいでしょう。

背中ニキビを根本的に治すには、ストレスをためないことや、規則正しい生活をする、運動をするなど生活習慣を見直すことが必要ですが、背中を常に清潔に保つ、保湿をする、なども大きなポイントとなります。

まとめ

(1)オロナインの成分は主成分で殺菌作用のある物質を含んでおり、アクネ菌を滅菌してニキビが治る

(2)その他の添加物は合成界面活性剤なども含まれるが、総じて肌には刺激が少なく優しい商品である

(3)オロナインは殺菌成分があるゆえに、背中ニキビの中でも炎症をおこした赤ニキビにしか効かない

(4)その他のニキビの状態に使用すると、悪化しかねない

(5)但し、オロナインは一時的な沈静化だけであって、ニキビができる肌環境が治るわけではないので、根本的に治すことを意識したい

 

 

如何でしたか?オロナインは確かにニキビに効くけど、その成分は「殺菌」であって効くニキビが限られることや、対処療法であることが分かりました。

とはいえ、優しい成分でニキビ以外にもあかぎれややけどなど、多くの皮膚トラブルにも効きますので、背中ニキビの沈静化も含め「緊急対策品」として家に1つあると安心かもしれませんね。

なかなか治らない背中ニキビは辛いですよね。でもなかなか治らないからこそ、根本的に治すことにフォーカスしてみてください。

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