どんなに汚い背中、背中ニキビでも綺麗になる8つの方法!
もくじ
背中ニキビは「生まれつきの体質」と諦めていませんか?
背中ニキビは「体質」だからもう一生治らない・・・なんて悩んでいませんか?いえいえ、肌体質は実は変えることが可能です。多くの人は背中ニキビを気にしながらも、ただ単に正しい情報やケア方法にたどり着けていないだけかもしれません。
逆に言えば、正しい情報を手に入れ、ちゃんとしたお手入れをすれば、症状は劇的によくなるはずです。だから諦めないで!
筆者も、昔から背中ニキビに悩まされてきた一人です。赤く腫れ上がって痛かったり、はたまたニキビ跡になってシミのようになったり・・。一番若くて綺麗で楽しいハズの20代も、背中にニキビがあるだけで水着にもなれず可愛い夏のファッションも楽しめず、本当に悲しい思い出ばかりでした。
そしてさらに良くなかったのは、ただただ背中を隠すばかりで、ちゃんと向き合うことをしなかったこと。正しいお手入れの情報もなければそれを調べようともせず、ただ時間とともに背中ニキビが悪化していくだけでした。
そんな私もやっと重い腰をあげたのは結婚が決まってから。綺麗なドレスを着るために、なんとしてもこの汚い背中を綺麗にしないと恥ずかしい!と、色々情報集めを始めたことから始まります。
みんなスタートは同じです。でも、心がけ次第で絶対に背中ニキビの状態は良くなっていきますので諦めないことが大切です。
今回は、背中ニキビの改善に繋がる日常生活の過ごし方についてお伝えします。普段の生活で少し意識するだけで、背中はぐんぐん綺麗になっていくはずです。
背中ニキビ ストレステスト あなたは背中ニキビが出来やすい体質?チェックしてみましょう!
まずは、あなたの普段の生活がどれほど背中ニキビの出来やすい状態になっているか確認しましょう。下記項目で、あなたはいくつ「○」が当てはまりますか?
仕事編
( )仕事でのプレッシャーに弱い。会社に行きたくない日が結構ある
( )仕事が遅くまである。次の日も疲れていることが多い。または常に寝不足である
( )帰りが遅いため、夕食は抜くかコンビニで済ませている
運動編
( )ウォーキングやランニング、スポーツは久しくやっていない
( )外に出るときに紫外線対策をしていない
( )汗をかいてもシャワーを浴びない
お風呂編
( )体を洗った後にシャンプー、の順番が普通
( )ノンシリコンシャンプーは高いので、安いシリコンシャンプーを使っている
( )ボディーソープはしっとりタイプを選んでいる
( )体をボディタオルで洗っている
( )お風呂上りの保湿は顔だけ
さて、いくつ当てはまりましたか?
実は、これは○が当てはまれば当てはまるほど背中肌にストレスを与えているのです。シャンプーなんて関係あるの?ボディソープがしっとりタイプで何がいけないの!?など、え?と思う項目もありますよね。では、何がいけないのか、どこに注意したらいいのか解説していきます。
背中ニキビはストレスが大の敵!
上記のテストは、いかにあなたが毎日の生活で「ストレス」を体に与えているかのテストになります。一見ストレスには関係のなさそうに見える項目でも、自覚なく「見えないストレス」を体に与えていることがあります。
次章でも解説しますが、実はストレスには精神的ストレスと物理的ストレスの2つの種類があり、どちらのストレスが体にかかっても、背中ニキビを悪化させてしまう可能性が大いにあるのです。
ストレスを溜めることが体によくないことは皆さん知っていると思います。胃が痛くなったり、イライラが止まらなかったり無気力になったり・・。そしてもちろん、背中のニキビもストレスが引き金となって起こってしまうのです。ストレスがどうやって背中ニキビに繋がるのか、下記ご覧ください。
ストレスが溜まる
↓
ホルモンバランスが崩れる
↓
ホルモンバランスが崩れると、交感神経が優位となって男性ホルモンが強くなり、結果的に皮脂の過剰分泌に繋がる
↓
皮脂が毛穴に詰まりやすくなって、背中にニキビができやすくなる
こんなサイクルでストレスは背中ニキビに影響してしまうのです。男性ホルモンが優位になってしまうなんて、なかなか知りえないことですよね。ですが、私たち女性がストレスによりホルモンバランスを崩してしまうと、私たちの中の男性ホルモンが活発になり、皮脂を過剰分泌されてしまうのです。
ストレスを溜めない体質になることが綺麗な背中への近道だということが分かりますね。
ストレスには、2つの種類があります
ストレスを溜めないことが背中ニキビを作らない近道とは言いましたが、ではストレスとは一体何なのでしょうか?ストレスについてもう少し詳しく知ることで、自分のどんな生活が体に影響を与えているのかが分かります。
上記で少し触れましたが、ストレスには2つの種類があります。
①精神的ストレス
②物理的ストレス
このうち精神的ストレスは、なんとなく皆さんわかりますよね。会社の人間関係に悩んだり、プレッシャーに負けそうになったり、相手にイライラしたり・・・心の中で感じる、「あーっもうっ!!」という感情です。いつも我慢をしてしまうと、見えないものだけにどんどん溜まってしまいます。
では、物理的ストレスとは何でしょうか?
物理的ストレスとは、疲労や睡眠不足、肌の乾燥などで、体が直接負担と感じることです。疲労や睡眠不足は皆さん自覚症状はあると思いますが実は背中への物理的ストレスで言うと、「肌の乾燥」も大きなストレスの要因になります。乾燥から背中を守ることが必須になってきます。
その他には、化学添加物などいわゆる「肌に優しくない」化粧品や添加物や薬剤が肌に触れることでも背中肌には大きなストレスとなってしまいます。
背中ニキビを治す具体的な8つの方法
ここからは、普段の生活から改善できる背中ニキビ対策を纏めました。
普段何気なくしていることも、実は背中ニキビにとってはNG行動であることもあります。まずは下記を実践して背中ニキビを治りやすく、そして作りにくい環境を作っていきましょう。
1:シャンプーはノンシリコンシャンプーを使う
市販でたくさん出回っているシリコンシャンプーは背中へのダメージ大です。シャンプーと背中は一見無関係のようですが、髪を流すときに背中に直に触れ、実は肌への影響を持つものです。今すぐに辞めましょう。
シリコンシャンプーの目的は、髪をコーティングしてサラサラにすることです。このコーティング材は髪に栄養を与えるものではなく、人工的にさわり心地を良くするものです。人口の薬剤が肌にいいことは一つもありません。毛穴を詰まりやすくしてしまい、肌荒れを起こす原因となってしまいます。
シリコンシャンプーは、下記のような成分名で記載されていることが多いので注意してくださいね。
・ジメチコン
・シロキ
・メチカ
・アモジメチコン
ノンシリコンシャンプーと記載がないものについては一度疑ってみてください。
一方ノンシリコンシャンプーは、髪をコーティングすることなく頭髪を洗ってくれます。特にアミノ酸系のノンシリコンシャンプーが肌の負担も少なくお勧めです。アミノ酸系は、下記が主な成分になりますので、こちらも注意してみてみてください。
・ココイルグルタミン酸
・ヤシ脂肪酸
なお、もう1点注意したいのは、ノンシリコンシャンプーであっても値段が安いものは注意してください。「安かろう悪かろう」ではありませんが、やはり原価を抑えるだけの成分が含まれていることが多いです。例えばノンシリコンシャンプーでもアミノ酸系ではなく「硫酸系」のものがあります。
原価が安く、洗浄力が強いのが特徴です。洗浄力が強いので、敏感な背中ニキビ肌にはあまりお勧めできません。
2:シャンプーの後で体を洗う
ノンシリコンシャンプーであっても、洗い残しがあれば背中の毛穴に汚れが詰まりやすくなり、背中ニキビができやすくなります。シャンプーをしっかり洗い流した上で、その次に体を洗う順番にしてください。
3:ボディーソープは使わず、ごく普通の固形石鹸を使う
肌が乾燥するからと言って、しっとりタイプのボディソープを使っていませんか?一見肌に良さそうなイメージがありますが、なぜ洗い上がりに肌がしっとりするのか考える必要があります。実は、ボディソープは「油分」を加えることによって肌をしっとりさせているのです。
もちろん肌の乾燥は背中ニキビの大敵ですが、そもそも毛穴を綺麗にするための「洗浄」で油分を与えてしまったら、毛穴が綺麗になるどころか、余計な油分が毛穴に詰まるだけになってしまいます。洗ったあとに化粧水などで背中を保湿をするにしても、毛穴の油分に邪魔されてしっかり浸透しなくなる危険性もあります。
お勧めなのはごくごく普通の固形石鹸。洗浄力はあるのに一般の液体石鹸より肌への刺激が少ない「脂肪酸ナトリウム」という物質でできています。肌に負担なく、背中を優しく綺麗に洗ってくれます。
4:体は手で洗う
体の洗い方も背中ニキビに実は大きく関係しています。タオルやふわふわネットで体をゴシゴシしていませんか?泡立ちは確かによくなりますが、実は背中ニキビにとってはタブー中のタブー。タオルやネットを使うと肌への大きな負担となります。残しておくべき皮脂や角質もすべて落としてしまいます。
体を洗うのは、物足りないと思うかもしれませんが手で十分なのです。手でいたわるように洗うくらいで、十分汚れも落ちますし、肌への負担もかけずに済みます。
また、温かい手(温まった手)で背中や全身を触ることによってマッサージ効果にもなり、血行もよくなるという利点もあります。
5:背中に保湿をたっぷりする
肌が乾燥すると、体は自然に皮脂を過剰分泌させようとします。よく、乾燥してるのにベタつくってこともありますよね。皮脂が多く分泌されてしまうとそれだけ毛穴が詰まりやすくなるので、乾燥は背中ニキビにとっては絶対に防ぎたいものです。
お風呂あがりに背中に保湿をしていますか?多くの人が手足や顔のお手入れはしても、背中までお手入れしていないのではないでしょうか。背中にも化粧水や乳液、またはボディクリームを塗って乾燥を防ぐだけでも、肌のターンオーバーを促進して背中ニキビを治りやすくします。お風呂上りに忘れずにケアしましょう。
6:運動をする
定期的に汗をかくことでデトックス効果が得られるため、体に溜まった不要な毒素を排出することができ、結果的に肌荒れを改善させることができます。また、運動によって体温が上がり、血行がよくなることで肌のターンオーバーも促進されますので、背中ニキビにとって良いことづくめです。普段運動しない人も、まずは週末のウォーキングなどから始めてみましょう。
また、運動で汗をかくことで精神的ストレスを解放する効果もあります。職場などでストレスを溜めやすい人は、週に1度だけでも運動を習慣化することでストレスを溜めにくい心が育まれていきます。忙しい毎日の中で運動なんて面倒!と思うかもしれませんが、身体にいいだけでなく、前向きで楽しい自分!を手に入れるチャンスでもありますよ。
7:良質な睡眠をとる
睡眠は背中ニキビと切っても切れない深い関係にあります。睡眠が不足することによって肌のターンオーバーが正常に機能しなくなり、美肌になれるチャンスをみすみす逃してしまうことになります。仕事で遅くに帰ってきても、何より睡眠の時間をより多く確保することを心がけてください。
食事も本来であればしっかり摂ることが必要ですが、睡眠不足と比較したら睡眠を優先したいくらい大事です。美肌のゴールデンタイムといわれている10時~2時に就寝できなかったとしても、せめて12時頃には眠れるようにしましょう。
8:バランスの取れた食事をする
私達の身体は私達が直接口にする食べ物から出来ているといっても過言ではありません。食べ物がなければ私達は生きることができませんよね。食べ物から栄養を摂ることでパワーを手に入れ、肌や歯や髪を作ります。でも、ただ闇雲に食事をして栄養バランスが偏っては意味がありません。また、化学調味料などの添加物の摂取も気をつけないと、肌質どころか大きな病気を抱えてしまうリスクになってしまいます。
ピカピカの背中を目指すなら、主食(ごはん、パン)、副菜(野菜・きのこ・海藻)、主菜(肉・魚・大豆料理)、果物、をバランスよく「適量」摂取しましょう。ダイエットが気になる方もいますが、ダイエットも食事の「何を減らすか」ではなく、「どう適量に抑えるか」がポイントです。バランスのよい食事こそ、美しい背中を手に入れる近道といえます。
まとめ
1:背中ニキビは生まれつきの体質じゃなくて「治る」もの!
2:背中ニキビは2つのストレス(精神的ストレス、物理的ストレス)が原因でできる
3:背中ニキビがよくなる8つの方法
(1)髪はノンシリコンシャンプーで洗う
(2)シャンプーの後で体を洗う
(3)体は固形石鹸で洗う
(4)体は手で洗う
(5)背中の保湿を忘れずに
(6)運動をする
(7)良質な睡眠をとる
(8)バランスの取れた食事をする
如何でしたか?背中ニキビがあまりにも酷いと「なんで私だけ・・」と嘆きたくなりますよね。でも実は普段の生活習慣が原因になっていることが多く、それに気づいて少し改善するだけでも綺麗な背中に近づくことができます。もちろん人によりますが、早い人で1~2週間くらいで効果を実感できる人もいるのではないでしょうか。
絶対に治るものなので、諦めずに背中ニキビを治していきましょうね!