背中の汚い黒ずみ、どうにか治したい!黒い原因は?ピーリング、パックは効果的!?お手入れのポイント3つ
どう見ても自分の背中が黒ずんでいる・・背中全体が黒っぽいうえに、肌色も均一じゃなくてムラがあるように見えたり、どこからどう見ても背中全体が汚くて悩んでいませんか?
実は、背中の黒ずみに悩む女性はあなただけではありません。なんで私だけ・・と思ってしまいそうですが、みんな口には出さないけど、実に多くの女性が悩んでいることでもあります。
背中って普段はあまり人に見せる機会はないですよね。でも急遽水着を着ることになったり、温泉旅行することになったり、そして大事な結婚式が決まってドレスで背中を露出することになったり・・
思いがけず、背中の黒ずみをどうにかしないと!という日が来ることがあります。そんな時に備えて、どうにか治したいですよね。
この記事では、背中が汚く見える黒ずみとは何なのか?原因をお伝えしながら黒ずみを改善していく方法をお伝えしていきます。ワントーン明るい、そしてピカピカの綺麗な背中を目指していきましょう!
背中の黒ずみの原因とは?
まずは背中の黒ずみの原因についてお伝えしていきます。背中が全体的に汚く黒ずんでいる、という症状には、下記3つの原因が考えられます。
①背中ニキビの跡
②毛穴の開き、角栓のつまり(肌に汚れがたまって硬化している)
③濃い産毛
下記に詳しくみていきます。
① 背中ニキビの跡
背中にたまに(もしくは頻繁に)ニキビがポツポツできていることはありませんか?なかなか自分でみるのは難しいですが、背中を触ってみて少しでも凹凸を感じるようであれば、それは背中ニキビです。
背中ニキビは何事もなく自然と治っていくこともありますが、場合によってはニキビ跡として残ってしまうことがあります。
ニキビが跡となって残りやすいのは、「ニキビの炎症」が激しかった時です。背中のニキビが赤く腫れあがっているものほど、背中ニキビは跡として残りやすくなります。
また、背中ニキビの跡にもいくつか種類があって、赤色(内出血状態)のものもありますが、背中の黒ずみで悩んでいる場合のほとんどが「茶色」もしくは「赤紫色」をしています。
赤色のニキビ跡よりも、茶色や赤紫色のニキビ跡のほうが、ニキビの炎症が激しかったことを示しています。
個々のニキビ跡は小さかったとしても、それが至る所にあれば、背中全体がくすんで見えるのは確かですよね。茶色の斑点のようになって、背中の肌色がムラになり、全体的にくすんで見えてしまいます。
もともと背中ニキビができやすいな、と感じている方であれば、背中の黒ずみはこの「ニキビ跡」である確率が高いです。
背中のニキビ跡を治すには、とにかく新しい肌に再生させることが必要です。具体的な対策方法は、次章でお伝えしていきます。
② 毛穴の開き(角栓のつまり)
背中の毛穴が過剰に開いている場合でも、背中が黒ずんで汚く見えます。これは、背中の毛穴に汚れ(角栓)が溜まっているからです。
背中は常にカサカサしていませんか?また、肌がなんとなくゴワついて硬いと感じませんか?背中の毛穴に汚れ・角栓が溜まっている状態は、背中が乾燥して肌が硬化している状態でもあります。
肌が硬くなっているのは、決して正常な状態ではなく、スキンケアが必要なサインです。背中の乾燥を防ぎ、肌を柔らかく整えることで角栓や汚れを排出しやすくし、ターンオーバーを高めていくことが大切です。
③ 濃い産毛
背中が黒ずんで見える3つ目の原因は、とにかく産毛が濃いということが挙げられます。
普段、手や足のムダ毛はきちんと処理している人でも、背中の毛ってなかなか定期的に処理することって難しいですよね。多くの人が忘れがちな箇所です。
特に背中ニキビやニキビ跡もないけれど何となく黒っぽく見えるのであれば、一度背中のムダ毛を処理することをお勧めします。ムダ毛を処理するだけでも、背中の色がワントーン明るくなるものです。
背中の黒ずみの対策方法は?!お手入れのポイント3つ!
背中の黒ずみの原因は、
②毛穴の開き(角栓のつまり)
③濃い産毛
の3つとお伝えしました。では、それぞれの対策方法にはどんなものがあるのか、見ていきましょう。
① 背中のニキビ跡の対策
茶色や赤紫色をしたニキビ跡を治すには、とにかく肌を再生させ、古い肌から新しい肌への生まれ変わりを促進させることが必要です。
新しい肌への生まれ変わりを促進するためには「保湿」をすることが重要です。
背中をたっぷり保湿することで、肌のターンオーバーが促進され、古い肌をどんどん再生させる動きが活発化していきます。
逆に保湿を怠ると、背中がどんどん乾燥し肌が硬化してターンオーバーが鈍くなり、背中のニキビ跡がいつまでも消えにくくなってしまいます。
また、もう1点大切なのは、これら背中のニキビ跡はいわゆる「シミ」とほぼ同じものなので、「美白成分」が有効に効いてくることです。
美白成分のある化粧水や保湿剤を使うことで、ニキビ跡をどんどん薄くしていくことが可能になります。
ただ、美白成分も含んだボディクリームはなかなかないのが実際のところです。
なので、最初に顔用の美白化粧水を背中につけ、そのあとで乾燥を防ぐためにボディクリームを少し塗るといいでしょう。(ただし、油分を含むボディクリームの場合は、塗る量に注意しましょう。過剰な油分が背中ニキビをできやすくします)
もしくは、背中ニキビ・ニキビ跡に特化した保湿剤を使うのも一つの手です。
背中ニキビを鎮静化させながら、ニキビ跡を薄くしていくことができます。ものによりますが、美白効果のあるプラセンタを配合した背中ニキビ薬もあります。
・保湿すること - ターンオーバーが促進される
・ニキビ跡はシミと同じ。美白成分で明るくしていく
② 毛穴のひらき(角栓のつまり)の対策
角栓のつまりとは、毛穴に汚れが詰まっている状態です。まずはこの毛穴の中の汚れを掻き出すことで、毛穴を清潔にすることが大切です。
ピーリング、スクラブ、ゴマージュ
毛穴の汚れをかきだすには、ピーリングやスクラブ、ゴマージュなどのケア用品を使用します。
ピーリングとは、ピーリング液を肌に馴染ませることで古い角質を表面から取り除いていくものです。
一方でスクラブやゴマージュとは、極小の粒が毛穴に入り込み、毛穴や肌表面の汚れを掻き出してくれるものになります。
どちらも古い角質・角栓を肌表面から取り除いてくれるものなので、どちらを使ってもOKです。
これらを使う事で、毛穴が開いて硬化した肌からまずは汚れを取り除き、そして肌を柔らかくしてくれる効果があります。
肌が柔らかくなって硬化しにくくなれば、肌のターンオーバーも促進されやすくなり、毛穴も綺麗に、そして徐々に目立たなくなっていきます。
ただし、注意したいのはピーリングやスクラブ・ゴマージュで肌を綺麗にした後は、必ず背中を保湿することを忘れないでください。
毛穴の汚れを掻き出した直後は、肌が繊細で傷つきやすい状態になっています。
また、さらにもう1点注意したいことは、ピーリング・スクラブ・ゴマージュいずれも頻繁に使わないことです。
多くても週に1~2回程度で、とくに肌の弱い人であれば少しずつ、様子を見ながら試してみてください。
パック
背中をパックすることで汚れを取り除く方法もあります。パックの種類にもよりますが、ただ保湿をするだけの化粧水パックなどではなく、汚れを吸着するタイプのものであればOKです。
ただし、ピーリングやスクラブなどと比べて肌への負担が大きいので、あまり頻繁に使用するのは控えましょう。
洗い流すタイプのものは一般的に洗浄力が強く、また洗い流さないタイプ(乾燥させてシートを引きはがすタイプ)であっても肌への負担が重く、水分も取り除かれてしまいますので注意が必要です。
毛穴を綺麗にするには、なるべくピーリング・スクラブ・ゴマージュを使用しましょう。
・まずはピーリングやスクラブ、ゴマージュで毛穴の汚れをおとし、肌を柔らかくする
・最後に保湿することで、ターンオーバーが正常に促進され、どんどん毛穴も目立たなくなる
・パックも使用できなくないが、肌への負担が大きい
③ 濃い産毛の対策
背中の産毛・ムダ毛処理までぬかりなくしている人は少数かもしれませんが、背中のムダ毛をきちんと処理するだけでも背中はワントーン明るくなります。
毎回自分で剃るのはかなり骨折りな作業だと思いますが、手足やワキの脱毛同様、背中の脱毛を行っている美容皮膚科もあるので、一度相談することもありです。
背中は範囲が広いので、1回あたり50,000円~程度が相場で少し高めの設定ですが、闇雲に自分でカミソリを使うよりは、安心して任せることが出来ると思います。
もしくは、脱毛に抵抗があるのであれば、エステでも1回3,000円程度で剃ってくれるプランもあります。
水着を着る前、ドレスを着る前など、あらかじめ背中を出すことが分かっていれば、その日に合わせて剃ってもらうことも可能です。
ただし、肌がもとから弱いとカミソリ負けを起こす可能性もあるので、心配であれば一度、背中を出す予定のない日に剃っ貰って、様子を見たほうがいいでしょう。
・剃るだけでワントーン背中が明るくなる。
・美容皮膚科でも背中脱毛ができる
・エステでも3000円くらいで剃ってくれるが、
カミソリ負けを起こす可能性もあるので事前に予行練習するといい
まとめ
(1)背中が黒ずんでみえる原因は3つある
①背中のニキビ跡 ②毛穴の開き(角栓のつまり) ③背中の濃い産毛
(2)それぞれの原因によって対策方法が違う。
背中のニキビ跡には、保湿が有効。保湿をすることで肌のターンオーバーを促進し、綺麗な肌に再生させることができる。また、ニキビ跡は「シミ」なので、美白成分のある化粧水や保湿剤を使うことも有効
毛穴の開きについては、まずは毛穴にたまった汚れをスクラブやピーリング、ゴマージュで掻き出すことが必要。そのあとで保湿を忘れない。そうすることで、毛穴が綺麗になり肌も柔らかくなって毛穴が目立たなくなっていく。最後は保湿も忘れずに!
また、背中のパックでも可能だが、肌への負担が大きいことを認識すること。
産毛の処理は、とにかく毛を処理するだけでも背中がワントーン明るく見える。美容皮膚科で脱毛もできるが、エステで剃ってもらうこともできる。カミソリ負けには注意。
如何でしたか?背中が黒ずんでいたら、夏になっても背中を出すファッションだってできないし、人にも見られたくないし、なんだか落ち込んでしまいますよね。
背中が黒ずんでいるのは、ちゃんとした理由があることが分かりました。背中って、顔と違って普段からこまめにお手入れすることもなかなかありませんが、その分、少しでも目を向けてケアしてあげれば、ぐんと綺麗になる箇所でもあります。
大切なのは常に背中を清潔に保って保湿をすること。保湿をすることで肌のターンオーバーが促進し、綺麗な肌へと再生されていきます。
ぜひ綺麗な背中を目指していきましょう!