背中ニキビと産毛。汚い背中にはなんと洗顔フォームが効きました
もくじ
背中の産毛がコンプレックス。それを隠そうとしたら背中ニキビまでできてしまいました
35歳・専業主婦です。私の背中は汚いです。ニキビやニキビ跡があるだけではなく毛深いことでも悩んでいます。
自分の背中について悩み始めたのは中学1年生の時でした。近所の理髪店へ行った時のことです。髪を切り終えた50代くらいの女性理容師さんが、首筋の産毛を剃りながら「あら~、どうしましょう」と店中に聞こえる声で連呼するのです。そして洋服の中にまで手を入れながら「どこまで生えてるのかしら」など口が止まりません。
思春期の私が自分の背中をコンプレックスと感じるには十分な言葉でした。その言葉だけでどれだけ恥ずかしい思いをしたか・・私は、その日から背中を隠すようになりました。それからの水泳の授業はすべて見学です。友達や彼氏とプールや海に行った思い出もありません。
真夏でも長く伸ばした髪で隠されている背中は蒸れたり、トリートメントや整髪剤の影響でニキビだらけになってしまいました。ニキビがあるために除毛もうまくできません。一度剃られてしまった背中の産毛は毛先が切断されたためにチクチクします。
自分の背中に自信がなくなり、他人の背中が気になるようになりました。中には私のように背中ニキビやニキビ跡がある人もいましたが、多くの人は気にしていない様子で、背中の露出度が高い洋服を着たり、水泳の授業もうけていました。
背中が汚くても結婚はできる。でも、ブライダルエステでまたもや苦い思い出・・
私が一番ショックだったのは、今までお付き合いした男性の背中がツルツル・スベスベだったことです。そういう現実を目の当たりにしてから、私はさらに自信をなくしました。私は背中が汚いせいで一生結婚できないのではないかと真剣に悩んでいました。しかし、人生を共に過ごしたいという気持ちに背中の汚さは関係ありませんでした。
結婚生活15年、キレイな背中の主人から背中が汚いと言われたことはありません。結婚前も背中の汚いことを責める男性は一人もいませんでした。たまたま背中に無関心な男性と出会ったのかもしれませんが、背中がキレイか否かは結婚を決めるにあたり、あまり重要ではないように思いました。無事に結婚が決まり少し自信を取り戻していた私ですが、しかしまた奈落の底に突き落とされる発言に出会いました。
それは、結婚式前のブライダルエステの時です。エステティシャンの女性が私の背中を見て絶句したのち「背中の産毛剃りますね」と遠慮なしに腰まで剃ったのです。私の背中は結婚式前にさらにジョリジョリになってしまいました。
結婚式当日はエステ後に伸びてしまった産毛をさらに剃られ、白粉でニキビ跡を隠してもらいながら恥ずかしい気持ちでいっぱいでした。
背中が汚い私でしたが、背中を洗顔フォームで洗うと実は簡単に治すことができました
そんな苦い思い出ばかりの私の背中ですが、とにかく背中美人になりたくて数多くの商品を試しました。
一番効果がある方法は背中を清潔に保つことでした。ニキビ予防の石鹸や化粧水を使うよりも、洗顔フォームで洗うほうが効果がありました。また、気にしすぎるのもよくありません。気にしすぎて背中を洗いすぎたり、化粧水をつけすぎてしまうことが悪影響でした。
現在は専業主婦になりニキビを隠すプレッシャーもなくなり、背中を洗顔フォームで洗うだけのお手入れにしたらニキビは知らぬ間に治っていました。あんなに気にしていたのに、実はこんなに簡単に治るなんて、、皮肉なものです。