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顎ニキビは生理と関係していた?その対策方法4つをお伝えします

女性の永遠の悩みともいえる、お肌。人それぞれ悩みは違えど、肌の悩みについては1つくらいありますよね。簡単に解決できるならば何よりですが、食生活や生活リズム、体調によっても変化しやすい肌には、私たちも敏感に対応していかなければなりません。

一度できたら繰り返す。それが顎ニキビ!!

みなさんは顎ニキビに悩んだことってありますか?今回は一度出来てしまうと治りにくい顎ニキビについて、特に「生理との関係」にフォーカスしてその原因や対策方法をお伝えしていきます。

なぜか生理前に顎ニキビがひどくなる、そんな経験をしたことのある女性は多いと言います。「これが私の体質だから」と諦めず、ぜひ綺麗な肌を目指す手助けになれたらと思います。では早速みていきましょう。

「生理前」と「顎ニキビが出来るタイミング」が同じことを発見

少し話はそれますが、まずは私自身の経験談を少しお話させてください。

元々私はニキビ悩みがなく、今まで経験したといえば思春期の時に少しだけできたニキビだけで、確かにその時はそれなりに悩んでいた気もしますが、気が付いたら自然に治まっていき、それからというものニキビに悩むことはありませんでした。

しかし、20代後半に入って肌の乾燥が気になりはじめた辺りから、またニキビがでてくるようになりました。場所は思春期ニキビでは出なかった「顎」にです。ケアをしようにもどうすればいいのか分からいないし、見れば見たで触ってしまったり、潰してみたくなったり、悪化させてしまう原因とは分かっていても気になってしまうのですよね。

ある時、顎がとにかく乾燥して痒かったこともあり、とにかくしっかりと保湿をするようにしました。すると次の日に驚くほどニキビが良くなった!という経験をしてからは、化粧水やクリームで「頬(ほほ)」ばかりでなく、しっかり「顎(あご」)も保湿をするよう心がけています。

そうやって自分の顎ニキビと向き合うようになってから気が付いた事があります。それは、自分でニキビの出来るタイミングがなんとなく分かるようになったということ。もちろん前日の食事で脂っこいものを食べた時などもそうですが、それ以上に気になるのが生理前です。

顎ニキビが繰り返すサイクルは生理と似てる?

女性特有の悩みですが、生理前になんだか体調が優れなかったり、イライラしやすかったりってありますよね。そういう時に限って顎ニキビも出来やすい。あなたも感じたことありませんか?

そして生理が終わりかける頃には、今度は自然と落ち着いていくのも特徴。でも容赦なく、また1ヶ月後の生理前は同じ場所に顎ニキビがでてきてしまいます。1ヶ月のうちの数日かもしれませんが、いつも肌は綺麗でいたいものです。ではどうして生理前に顎ニキビが出来てしまうのでしょうか?

顎ニキビと生理の関係とは?

では、顎ニキビと生理の関係についてみていきましょう。

生理前にできるニキビは、顎や口周り、フェイスラインといういわゆるUゾーンに出来やすいです。Uゾーンは、ホルモンの影響を受けやすい場所で、特に生理前や生理中は、プロゲステロンと呼ばれる黄体ホルモンの影響で(一時的に増加することで)皮脂が多く分泌され、肌の免疫機能も低下しやすいためにニキビが出来やすいのです。

さらには、人間の皮膚には「抗菌ペプチド」と呼ばれる分子が存在し、「菌に抗う(あらがう)」という字の如く、ウイルスやニキビの原因であるアクネ菌を排除し、美肌を保つ役割を持つものがありますが、生理前に黄体ホルモンが増加することで、この抗菌ペプチドが減少してしまいます。

これらの要素が重なり合った結果、生理前に肌のバリア機能が低下してしまい、顎ニキビが出来てしまうというわけです。

顎ニキビを治す、4つの方法とは?

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では、顎ニキビはどう対策していけばいいのでしょうか?4つの対策方法をお伝えします。

抗菌ペプチドを増加させて、肌のバリア機能を高める

まず、ポイントとなるのが「抗菌ペプチド」です。生理前に黄体ホルモンが増加することで皮膚の抗菌ペプチド分子が減少し、肌のバリア機能の低下を招いて顎ニキビが出来やすくなると上記でお伝えしました。これに対する対策は、逆の発想で「抗菌ペプチドを増加させること」で生理周期関係なく美肌を保つことができます。

抗菌ペプチド分子を増加させる効果があるのは、「紫根(しこん)エキス」と呼ばれる成分で、最近の研究で発見されました。紫根とは紫草と呼ばれる植物の根の部分で、その根の部分から抽出されたエキスのことをいいます。

紫根エキスによって抗菌ペプチドを増やすことでニキビへの抵抗力をつけ、さらには抗炎症作用の効果もあるので顎ニキビの赤みを抑える効果もあります。ぜひ生理前の顎ニキビには、紫根エキスのスキンケアを取り入れてみてください。

方法としては、紫根エキスの含まれる石鹸や化粧水が存在しますので、まずはドラッグストアなどで自分に合うもの(余計な肌荒れを起こさないもの)を見つけてみてください。ただ、石鹸はすぐに流してしまうのでその効果については疑問で、手始めに化粧水から始めてみることをお勧めします。

顎ニキビへの正しい洗顔方法を心掛ける

また、基本的なことですが、顎ニキビができたからといって過剰な洗顔はいけません。顔を洗いすぎてしまうことで本来必要な皮脂まで洗い落としてしまい、肌の乾燥をさらに加速させてしまいます。

乾燥がひどくなることで肌が硬化し、毛穴が詰まりやすくなり顎ニキビを悪化させる原因となってしまいますので、ポイントとしては「ぬるま湯」で、肌に刺激を与えないよう「柔らかい泡」で優しくこすらず洗顔しましょう。

また、洗顔後の保湿は必ず忘れずに行ってください。そして普段以上の保湿を意識してください。保湿によって肌を柔らかく保つことだけでも、肌のターンオーバーを促し顎ニキビの治りを早めることができます。

食事内容にも気を付けること

顎ニキビにはビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEの栄養素をバランス良く、しっかりと摂ることも大切です。野菜、果物の種類を豊富に食事に取り入れてみてください。全てのビタミンを食事で摂るのが難しい方は、サプリからも摂取できますので自分に合った形で摂取できればよいですね。

摂取すべき栄養素がある一方で、もちろん摂取を控えるべきものもあります。それは糖分です。糖分もエネルギー源としては大切な栄養素ですが、摂りすぎると脂肪となり皮脂の分泌を促し、肌トラブルの原因となってしまいます。

ケーキやチョコレート、ジュースなどの糖分を多く含んだものは控えるようにしましょう。実はビールや日本酒などにも糖分は多く含まれていますから飲みすぎにも注意が必要です。

ストレス・生活習慣の乱れを見直す

顎ニキビが出来てしまう原因は生理だけでなくストレスや食生活・生活リズムの乱れなども挙げられます。まずは、そういった心当たりがないか自分の生活を見直してみることも大切です。

また、睡眠不足も顎ニキビにはNGです。寝不足の朝に気づいたら顎ニキビが・・なんてこともよくありますよね。肌は寝ている間に修復されるので、まずはしっかりと睡眠時間を確保しましょう。

まとめ

(1)生理前に顎ニキビが出来てしまうのは、黄体ホルモン増加によって「皮脂の過剰な分泌」や、「皮膚の抗菌ペプチド分子の減少」が招かれ、肌のバリア機能が低下することが原因としてあげられる

(2)顎ニキビを治すための4つの対策は
①抗菌ペプチドを増やすとされる「紫根エキス」をスキンケア(化粧水)に取り入れる
②正しい洗顔方法の実践。「ぬるま湯で、たっぷりの泡で」で顔を洗う事!
③食事内容にも気を付けること。ビタミンA,B,C,Eをバランスよく摂取すること
④ストレスを溜めない、そしてたっぷりの睡眠時間を確保すること

如何でしたか?毎月やってくる生理のたびに顎ニキビに悩まされていては、本当にブルーになってしまいますよね。生理前はホルモンの影響で皮脂分泌が多くなったり、アクネ菌を排除してくれる抗菌ペプチドが減少してしまうことが分かりました。

繰り返しでてくる厄介な顎ニキビですが、きちんとケアしてあげればその分改善も見込めるものです。「紫根エキス」なんて初めて聞く方も多いかもしれませんが、ぜひこれを機に試してみてくださいね!あなたの顎ニキビが早く良くなりますように。

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